合唱団紹介
のばら会
国立市、国分寺市と境を接する府中市の北のはずれ、武蔵台文化センターを中心に活動している女声コーラス
グループです。結成からはや１４年を数えます。当初から田中明先生のご指導をあおぎ、いたってのんびりと、
しかし素敵なハーモニーをめざして精進しています。これまでに３回コンサートを開くことができました。ぶど
うの会の他グループには今は一歩遅れをとっておりますがこんな遅咲きののばらにもやっと春がめぐってくる予
感がしきりとしています。この感触が実体のあるものになりますように、メンバー一同祈る思いでみつめていま
す。
跡見学園女子大学合唱団
昭和４０年、跡見学園に四年制大学創立と同時に発足。一時存続が危ぶまれましたが、昭和５１年に田中明先
生を三代目の常任指揮者としてお迎え出来たことが幸いして、以来、初夏の“小さな音楽会”と、初冬の“定期
演奏会”を活動の柱として、週３回の練習に励んできました。昨年、晴れて第２０回定演を催し、改めて団の歩
みを顧みて、いま在ることに感謝しました。現在、４年生６人、１年生７人の総勢１３人です。４年間しか留ま
れない中でこういう事態もあるのでしょう。けれども、私達は、絶えず己を磨きつつ、謙虚に、あたたかい魂を
響かせて歌っていこうと心に決めています。どうか、皆様、温かく見守っていて下さい。
めじろ台フラウエンコール
昭和５１年に発足してから約１１年、当初からの団員は僅かですが若い人も増えて平均年齢が若返りました。
単に歌うことより少しでも良いものを創り上げようと意識するようになりました。勿論、先生方の懸命の叱咤激
励のお陰なのですが…。毎年恒例の合唱祭や、「ヤクルトみんなでコーラス」への参加、ミニコンサート、第１
回演奏会など経験を積み重ね、第１回東京ヴォーカルアンサンブルコンテストで金賞を受賞できたことが、なお
一層の励みとなりました。月４回の練習、ヴォイストレーニング、合宿など牛歩の歩みにも似て歯がゆい程です
が、私達なりに頑張っています。
アンサンブル・シェモワ
昭和５６年に、跡見学園女子大学合唱団のＯＧにより発足。大学を卒業し、社会人となってからも歌い続けた
いという思いに、仲間が集まった合唱団です。昭和５８年より、毎年演奏会を開催していますが、一昨年からは
ＣＯＵＣ合唱団と演奏会やコンクール等で共演、女声と混声、と合唱の世界を広げることができました。結婚や
出産のため、人数がなかなか増えないのが悩みですが、少人数の良さを生かしたアンサンブルと、歌を愛する気
持ちは、どの合唱団にも負けないと思っています。
ＣＯＵＣ合唱団
ＣＯＵＣ合唱団は、昭和５９年４月、田中明さん、千香子さんの出身校である都立千歳高校のＯＢ、ＯＧを中
心とした混声合唱団として発足しました。その後男声だけの合唱団となりましたが、一方でアンサンブル・シェ
モワという良きパートナーに出会い、一昨年６月の第１回演奏会以来ジョイントコンサートの開催や、コンクー
ルでの共演など、一緒に活動を続けてきています。現在は、再び女声を加え、総勢１４名の体制になっています。
ぶどうの会
田中明先生傘下の各団体共に、一応安定を見せた頃、どこからともなく、「そろそろ田中先生を囲む会を。」
という声が挙がったのが、ぶどうの会発足のきっかけです。期が熟するのを待っていては、いつ実現できるかわ
からないので、とにかく、第１回をということになりました。当然といえば当然の成り行きですが、初めはお祭
り気分の否めなかった企画も、煮つまるにつれて真剣さを増し、熱意のこもったものとなりました。結局、ここ
に集まった皆が、歌が好きで、“歌いたい”と願っているのでしょう。そして、田中先生御夫妻を大切に思って
いるのでしょう。あれから１年半。ああ、盛況のうちに幕が下りますように。願わくば、ぶどうの会が２回、３
回とますます充実して続きますように。末筆になりましたが、田中明先生、千香子先生に心より御礼申し上げま
す。
